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2014年12月

後藤祐一という男

本日も朝から昼にかけて、小山博正市議、橋田夏枝市議、そして多くの仲間の皆様と共に、駅頭活動から始まり、

夕方から夜にかけて、後藤祐一候補者を交え伊勢原駅周辺の練り歩き、

最後に南口での街頭活動&ガンバローコールで締めました。

それら終了後、電車で愛甲石田に移動し、相馬欣行市議と二人で声を限りに地声での訴え。

本当に全ての活動終了後、もうへとへとだぁ…と車を走らせていたら、

伊勢原川上橋の交差点に一人ポツンと立っている男がいました。その名は後藤祐一。

あんた流石だよ。

その男を見ながら、これまでのいろんな事が思い出されました。

そもそも、民主党が失敗した原因の一つは、官僚を自分の思い通りに動かせるものだと勘違いしてしまったということ。

結局動かすどころか、日本一の頭脳と、百戦錬磨の経験を持った官僚組織に良いようにあしらわれてしまいました。

その頃、私は後藤祐一候補の私設秘書。一緒に行動し仕事振りを間近で見ながら、移動中の車内で「こうした方がいい、ああした方いい」と、7紙も契約している新聞をそれぞれ読みながら、苦虫を噛むようにつぶやく候補の話しを聞いていましたね。

そして「この一年生議員が大臣になった方が、よっぽどこの国は変わるだろうに」と思ったものです。

知っての通り、後藤さんは元官僚。官僚のやり口は手に取るように分かるわけです。さらに先輩や後輩がわんさか残っているわけですから、頼れる仲間もいるんですよね。

そうこうするうちに、鳩山元首相の沖縄県外発言、小沢元代表の政治と金の問題、菅元総理の東日本大震災への対応、野田元首相の尖閣での対応など。

次から次へと問題を追求されながら、政権交代の翌年参議院選挙で負け、次の衆議院選挙で惨敗。さらに昨年の参議院選挙でも大敗を喫してしまいました。

民主党は今、ドロ船だと言われても仕方がありません。でも、残された議員はそれなりの人なんです。これだけ長期間の逆風の中、勝ち残るだけの価値のある、認められた国会議員なんです。

今回の選挙、さらに自民党は勢力を増やそうとしていますが、原発再稼働、集団的自衛権、特定機密保護法などなど、正直これから国が危ない方向に進むリスクがあることを知って下さい!

そしてだからこそ、政府をしっかりチェックできる野党が必要なんです!しっかりチェックできる国会議員が必要なんです!

ここ数日で相手候補に並んだらしいですが、あと数センチ足りません。皆様力を貸して下さい!


猛追

昨日は薄暗いほとんど夜だろ?って時間から、後藤祐一候補者、小山博正市議らと共に伊勢原駅南口にて朝立ちからスタートしました。

終了後、市役所に移動し、教育福祉常任委員会にて、付託審査5件と陳情審査3件、その後、伊勢原駅北口にて夕立ち、最後は本厚木駅にて後藤候補の演説会へ参加致しました。

選挙活動の合間に議会があるのか、議会の合間に選挙活動があるのか分からないような、忙しい暮らしが続きますが、充実してますね。

一方情勢は、少し離されそうになっていた差が一気に詰まって猛追状態となっているそうです。もう僅かしか日がありません。やれることをやる。無駄な動きはしない。優先順位を間違えないように、しっかり行動していきたいと思います。

絶対に絶対に勝つ!

街頭活動OKストア前

一昨日は伊勢原OKストア前、昨日は伊勢原駅にて街頭活動を行いました。ここのところ、陽が落ちると急激に寒くなりますね。差し入れのホカロンのありがたさが身にしみます。

先日の後藤祐一国政報告会にて、枝野幸男幹事長は「民主党政権時、3年3カ月でGDPを5%強成長をさせたが、安倍政権はこの2年間で1.5%弱しか伸ばせていない」と指摘していました。

国民に定着している与党時代の民主党のイメージはさまざまですが、今より良かった部分も多々あった事を知って頂きたいですね。確かに改革を断行するために、官僚と真っ向から勝負してズタズタにされた議員もおりました。しかし、人は失敗して成長するものです。

では、今日も駅に向かいます!

大義なき解散

昨日は伊勢原駅南口にて、小山博正市議、橋田夏枝市議と共に昼から夕方まで駅頭活動を行いました。

アベノミクスの是非を問うということでありますが、当初の首相会見では別の理由を言っていました。

「税制において重大な決断をした以上、経済政策については賛否両論がある。国民の皆様の声を聞かなければならない」と述べていたはず。

つまり、当初は消費増税の延期の是非を問うと言っていたのです。これについては、各党とも同じ方向を向いていたし、民主党も延期法案を出すとしていました。あえて解散する必要などありません。

それがいつのまにか、アベノミクスを続けるべきかの是非を問うとなったわけですが、アベノミクスが道半ばで、これから上手くいくというならば、解散などせず、しっかり実体経済がついてくるまで進めればいいのではなかったのでしょうか。

今年の6月に、安倍首相が集団的自衛権の行使という、憲法解釈にかかわる重要な問題について、国会の審議を経ずに閣議決定を強行したことを、忘れてはなりません。本来、こちらこそ国民に信を問うべき内容ではないでしょうか。

今回の解散、いろいろひっくるめて考えてみれば、矛盾だらけなのは明白。首相の最大の目的は他にあるといことを、国民は知るべきだと思います。

昨日は朝から夕方まで本会議議案審議。その後、教育福祉常任委員会の勉強会〜市役所駐車場有料化説明会〜一般質問の聞き取りと、ほとんど市役所に缶詰め。夜は西湘地域連合の年次総会へ出席致しました。

総会には、17区神山洋介候補、16区後藤祐一候補(到着順)も出席され、それぞれから熱気あふれる決意表明が行なわれましたが、神山候補がそこで気になることを言っていましたね。

他候補との公開討論会の際、今回の異次元金融緩和への懸念、今後ハイパーインフレで預貯金が紙くずになる危険性を尋ねたところ、金融緩和は日銀が行ったことだから自民党は関係ないと答えたとのこと。

政府が発行した国債を中央銀行が直接引き受ける事を財政ファイナンスと言います。

2013年6月に麻生太郎氏が「日本は自国通貨で国債を発行している。紙幣を刷って返せばいい。簡単だろ」と発言した事がニュースになりましたが、言っていることは典型的な財政ファイナンスです。

この財政ファイナンスは、財政法第五条で禁止されていて、多大なリスクがあり危険なものです。

例えて言えば、体力が落ちて瀕死の人をモルヒネを打って一時的に元気にするようなもので、打ち続ければ死にます。

アベノミクスは財政ファイナンスと言われても仕方がないことを断行したことにより、株価は上昇しましたが、前述した「モルヒネ効果」と言わざるを得ないのです。

神山候補の話が本当ならば、そのライバル候補は、「モルヒネで日本が死んだらどうするんだ?」との問いに対して、

「日本が元気になったのは自民党のおかげだけど、モルヒネを打ったのは日銀だから死んでも知らない」と言っているようなものです。

後藤さんは総会に遅れて来たので神山さんの話は聞いていません。しかし、挨拶の中で、原発再稼働、集団的自衛権容認の閣議決定、特定機密保護法の強行採決など、今の自民党は強引過ぎる。それは数の力があるから。

民主党がしっかり議席を確保し、監視の目を強めていかななければ危ない。そのため、自分は国会で批判だけしているのではなく、しっかり対案を示してきた。と力強く語っていました。

神山候補の話しと絶妙にリンクしていて凄いなと思ったと同時に、金融緩和は日銀が独断でやったとか言っている候補が当選するようでは絶対にならないと思いましたね。

現在、国債の買い手は日銀しかいません。銀行は買わないし、年金資金は株に流れています。消費増税先送りにより、財政赤字の削減の目処が立たなくなったため、先日これに見かねたムーディーズから日本国債を格下げされてしまった始末。

このまま国債の買い手不在により、金利上昇が続くのでしょうか。ますます悪いインフレになりますよね。インフレを是正するには通常日銀が国債を売るのですが、買い手がいなければ売れません。そして最悪のシナリオが神山候補が話すハイパーインフレです。

財政ファイナンスが引き起こすハイパーインフレにより、預貯金が紙くずになるリスクが絶対無いとは言い切れません。今回の選挙、財政ファイナンスの是非も問われていることを知って頂きたいですね。

Yahoo!ニュース - 「増税先送り解散」本当の争点は「財政ファイナンス」の是非
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141127-00000001-sasahi-pol

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